突撃!目利きインタビュー!!

今年のシブカル祭。で全力女子たちを応援してくれる
“目利き”の皆さんにスペシャルインタビュー!
あんな人からこんな人まで、目利きから読み解くシブカル祭。2013!!!

第6回 米山えつ子さん/H.P.FRANCEクリエイティブディレクター

13 10.23 UP

プロフィール

H.P.FRANCEクリエイティブディレクター。日常に非日常の物語を紡ぐショップLamp harajukuやセレクトショップusagi pour toi、合同展示会rooms内「扉の向こう側」のディレクターとしても活躍中。

Q1
米山さんには、1回目のシブカル祭。からご協力頂いていますが、今までシブカル祭。に関わってどのような印象をお持ちですか?
A1
最初のシブカル祭。が3年前で震災の年だったこともあり、女の子の、単純に深く考えない、「楽しい」とか「かわいい」とか「面白い」とか、何かうんちくじゃない純粋なパワーをすごく感じました。それくらいから若い女の子の作家さんが意欲的に出てくるようになったっていう印象もあります。あと、男の人の場合、ディテールとか細かいところにこだわるイメージがありますが、女の子はもっと直感的にものを作っている。それがアートっていうちょっと小難しそうなとこを、一気に身近なものにしているのかな、と。実際に自分が関わって、見た目のポップさとかにパワーをもらったし、こういう女の子たちが日本を引っ張っていくんじゃないかと思いました。そんな女の子たちをパルコに集結させたことに意味があると思います。
Q2
今回、シブカル展。atパルコミュージアムで、“目利き”としてご推薦いただいた3組のクリエイターについて教えてください。
A2
ちょうど見た目そのままの素敵さとか面白さとかよりも、香りなど自分が心地良くなるものとか、改めてストーリー性のあるファッションや、アート感のある映像が素敵だなと思っていたときに、この3組に出会いました。

sous le nezさんは、アクセサリーの展示会のとき展示会場そのものを香りでスタイリングしていて、アクセサリーだけじゃなくその香りがとても記憶に残っていて、こういうことをLamp harajukuでもやりたいなと思っていたので、今回オファーさせていたきました。


mi’ndy×Coci la elle×sous le nez「june 23. Tears in a dream」(2013)/Lamp harajyuku
Photo : Nozomi Nishi
©sous le nez

惑星ハルボリズムさんは、映像でちょっと面白い人がいるっていうのを知人に教えてもらい、映像にも興味があったので、シブカルにいいかなと思って推薦しました。


LOUIS VUITTON Hologram LIVE(2013)
©惑星ハルボリズム

見た目にインパクトのあるものを1回目と2回目のシブカルでやってきたので、今回は記憶に残るものをやりたいなと思い、まず香りと映像のクリエイターを選びました。で、惑星ハルボリズムさんは星がキーワードだし、sous le nezさんも星座のワークショップをやっていたし、私も元々プラネタリウムをやりたいと思っていて、星にまつわることが偶然一致したんです。そして話し合いの中で空間自体をつくる人が必要だということで、惑星ハルボリズムさんからMöviusのメンバーを紹介してもらいました。


[Humanelectro +"Σ"] (2013)/Wearable device design & developing
©Mövius
Q3
今回の「プラネタリウム」というテーマには何か意味があるのでしょうか。
A3
女の子って、子供のときから星座占いとか血液型占いとか好きですよね。私も雑誌でよく見ていました。女の子にとって普遍的だし、世代を超えて好きなもの。それにもっとクリエイションを加えて、現代的なデジタルとかテクノロジーを入れて表現できたらいいなと思ったんです。プラネタリウムって割とオーソドックスでおしゃれじゃないけど、とても素敵な空間ですし。

Q4
渋谷という街についてどう思いますか?
A4
10代の頃、原宿は割と若い子が遊びに来るところで、渋谷は社会人とかが買い物をする、大人っぽい街っていうイメージがありました。演劇や映画も観れるし。いまだに、映画館のシネマライズが好きだし、本屋さんも渋谷パルコの地下が見やすくて好きです。東急のフードショーも大好きで、よく利用します。大人になって、センター街に高校生とかコギャル的な若い人がたくさん出てきた頃に少し足が遠のきましたが、パルコがこういうイベントをやって、また街が変わっていくのが面白いなと思います。
Q5
今の時代の女の子のクリエーションについてどう思われますか?
A5
前は、例えばファッションだと、デザインだけでなく、パターンがひけて、工場に発注してって、たくさんクリアしなきゃいけないことがあって、世の中に出れなかった人もたくさんいたと思うけど、今は手作りで自分の好きなものを作りたいように作っていい、みたいな風潮があったりと、世の中に出やすくなったと思います。

Q6
若いクリエイターにアドバイスをお願いします。
A6
今って、インターネットとかで何処にいても何でも見たり知ったり出来る時代だけど、もっと自分の目で見て感じて体感することが大事だし重要なんじゃないかと思います。今回の展示は、香りとか特に、実際に会場に来なきゃわからないことなので、ぜひ体感していただきたいです。便利ですが、何もかもインターネットですませないほうがいいですよ。