シブカル祭。

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シブカル祭。とは

「シブカル祭。」は、渋谷PARCOを舞台に2011年に始まり、アート、ファッション、音楽、パフォーマンスなど、あらゆるジャンルから、過去8年でのべ1,000組以上のクリエイターが参加してきたカルチャーイベントです。2016年夏に渋谷PARCOが一時休業した後も、渋谷クラブクアトロ・GALLERY X BY PARCO(2017)や香港PMQ(2018)など、場所と形を変え、たくさんの人々と一緒になって“祭”を盛り上げてきました。

2019年秋、新生渋谷PARCOのオープンを前に、「シブカル祭。」も渋谷に帰ってきます。舞台は渋谷の街。ここで始まりここで大きくなった「シブカル祭。」が、街に広がり街と一緒になって、「渋谷」それ自体をテーマにした表現を披露します。
渋谷のカフェやギャラリーに置かれたZINEに、街角の大きなビジョンに、いたるところに散らばった若手クリエイターたちの作品。渋谷の街をぶらっと歩きながら、今もっとも旬で、クレイジーでユニークな作品を探してみてください。彼らの目にいま渋谷はどう映っているのか。変わりつつある渋谷を眺めつつ、帰ってきた「シブカル祭。」をぜひ一緒にお楽しみください。
ただいま!シブヤ!

シブカル祭。2019開催概要

会期・会場 11/1(金)~12/31(火) @渋谷の街
主催 「シブカル祭。」実行委員会
協力

渋谷公園通商店街振興組合・一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント・渋谷のラジオ
・シブヤテレビジョン・タワーレコード渋谷店・渋谷原宿ファッションフェスティバル

メインロゴデザイン 小杉幸一(onehappy)
特別協賛 ポスターハリス・カンパニー
運営・全体コーディネート RCKT/Rocket Company*、PARCO

ZINE

フォトグラファー、モデル、デザイナー、アーティスト、ミュージシャンなどから成る若手クリエイター10チーム(組)が、「渋谷」をテーマにした、内容も形も異なるZINEを制作しました。自由な発想でつくられたZINEは、タワーレコード渋谷店、渋谷CLUB QUATTRO、シネクイント、渋谷PARCO(11/22OPEN)ほか、渋谷のカフェやライブハウスなどで設置します。ファッション、ストリートカルチャー、再開発、多様性……。ひと言では言い表せない「渋谷」のイメージや街への想いがつまった10組10色のZINEをご覧ください。

  • 0020

    0020

    写真家である青木柊野が、ある日偶然渋谷で出会ったロシア人の双子をテーマにしたのがこの作品、「0020」。一卵性双生児である彼らは同じDNAを持っているが、お互いに名前があり、それぞれの生活がある。そして、ロシアで生まれたが、今では日本語を話し、日本という土地で生活する二人。全体のテーマである渋谷というものを考えた時に、私にはあまりにも多様な人が混同する渋谷という街を享受できなかったのだが、彼らもまた同じで、何とも形容する事のできない存在だった。土地、人種、言語といったようにこの世界を隔てている「何か」が何なのか、私は彼らを撮影する事で明確にしたかったのかもしれない。(青木柊野)

    青木柊野 太田明日香

  • PLAY GIRL

    1953年にアメリカのシカゴで創刊された成人男性向け雑誌『PLAY BOY』は、マリリン・モンロー、バニーガール姿のケイト・モスなど数々の大物スターが表紙を飾ったこともある言わずとも知れた有名なマガジン。今回、『PLAY BOY』をオマージュしながらも女性から見た「美」を表現したく『PLAY GIRL』を制作しました。ヌード雑誌として時代遅れだとの多くの反感を買ってきた雑誌ですが、ポップカルチャーのアイコンにもなってきました。いま、性や美について問われる時代だからこそ、特に日本だからこそ、このような刺激のある作品を残したい。女性目線でも楽しめる刺激、ファッション、多様性をこれからもっとオープンにしていってもいい時代だというメッセージを込めた作品です。(久野 美玲・ギーセン珠理)

    加藤帆南 ギーセン珠理(Julie) 久野美怜 佐波柳 梅子(さばやなぎうめこ) バークアシュリー未来 李 映璃(Eli Lee) Bibi maria kaneko Rieko SAKURA

    PLAY GIRL
  • apartment 001 Mayuko Sato

    apartment 001 ーー Mayuko Sato

    ファッションマガジン『apartment(アパートメント)』では、一定期間にわたり記録された一人の人物のファッションスタイルと日常のスナップを、インタビューと共にお届けします。
    ファッション誌で必ず見かける、モデルが衣装を着用してカメラの前でポーズをとる企画は「ファッションストーリー」と呼ばれています。『apartment』がお届けするものもほぼ同じです。ただ、そのストーリーが社会を生きる個人の生活そのものであるということだけが前者との違いです。服を選んで着る。そして生活を送る。その日常をセルフポートレートと風景のスナップで記録しました。
    創刊号となる今回は写真家の佐藤麻優子が参加しました。これまでに『まだ若い身体です(2016)』や『生きる女(2018)』など、セルフポートレートや女性性をテーマとした作品を発表している彼女。活動拠点である渋谷を中心に、写真家として、そして社会を生きる一人の人としての生活が写し出されています。
    『apartment』を手に取ってくれた方には、ぜひ誌面に写る人のストーリーを想像しながら読んでもらえたらと思います。そして、『apartment』が人と服と生活の関係性、ファッションについて考えるきっかけになれたら本望です。(杉田 聖司)

    小澤和生 佐藤麻優子 杉田聖司

  • ウイングフローラル

    ・about/スナップ写真、コラージュを利用した視覚的ジャーナル。
    ・memo/渋谷の坂、風が強いところ、風水について、109のプリクラの猫、閑静な高級住宅地とのギャップ、残っているグラフィティと消されていくグラフィティ、都市開発エリア、ハイブリッド感、宮下公園、mtg場(お茶をする場所)、スクランブル交差点で記録する人たち、スーパーゼビオは地元の茨城県にもある。
    ・how/渋谷のカフェでmtg→代々木公園まで歩く→昼寝→解散→後日各自渋谷を散策→それぞれの写真の共有、報告→喫茶店でのmtg→持ち寄ったもの、写真、注文したもので造形、撮影→別の喫茶店へ移動→造形→この日の写真を共有→各自制作・共有→完成(田岡 美紗子)

    田岡美紗子 高橋佑基 室井悠輔

    ウイングフローラル
  • 〜気持ちがギャルならみんなギャルじゃね?〜

    〜気持ちがギャルならみんなギャルじゃね?〜

    田中かえ、kazamiともに、真面目な学校出身なので無縁ではある身ですが、ギャルへの憧れから生まれた精神面ギャルを兼ね備えております。
    二人にとってのギャルの象徴、ルーズソックスを共通で取り入れた、それぞれが考えるネオギャルのイラストを、ポスターサイズのZINEにします。(田中かえ)

    鈴木風美 田中かえ 本多伸二

  • *今日のポピー

    “頰を照らす程度の灯りに、胸を膨らませ
    穂を揺らす程度の風に、身を拐われた”
    雑踏とした渋谷の街、午後3時。
    人の波に飲み込まれ、深く深く、私は1人になっていく。
    自分の身体から思考や妄想が離脱していく。(ヤナセジロウ・永遠)

    永遠 星加 陸 ヤナセジロウ

    *今日のポピー
  • Give it all I can for you

    Give it all I can for you

    渋谷センター街のキャッチから着想を得て作られたポスターサイズのZINE。スタイリングには、ZINEのデザインを担当した小澤和生の手掛けるブランド「old folk House」のアイテムを使用。
    スケートとか興味ありません!?(地主 晴(HAL))

    小澤和生 シュンサク 地主 晴(HAL) 星名美怜

  • Downloading…

    渋谷は在学中の大学がありほぼ毎日通いつめていることもあって、進学を機に上京した私の中の東京の全てと言っても過言ではないくらい、最も思い入れのある街です。そのため、渋谷をテーマにZINEを作って欲しいという話を頂いた時、等身大の渋谷を表現したいと強く感じました。
    毎日の通学時、表情が変わるほど街のあちこちで絶えず工事が行われ、未完成であり続ける渋谷は、その街の姿を体現するかのような大人になりきれない多くのyouth達の溜まり場になっています。このZINEでは"youths always struggle with something"として青年と成人の間特有の精神的葛藤をテーマに撮影を行いました。まさに全てにおいて"Downloading..."な街と人の姿、未完成の美しさに目を向けて頂ければ幸いです。(DocOc / Nozomi Matsui)

    Alicia Ayuu DocOc / Nozomi Matsui Hasana Jeff Rika Seika Yuji Nakata(ナカタ ユウジ) Yura

    Downloading…
  • garbazine bag

    garbazine bag

    ごみぶくろじん【ゴミ袋ZINE】ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂を原材料とする袋に文字やグラフィックが印刷された新しいタイプのZINE 。二〇一九年秋、三人のアーティストの考案により誕生。渋谷区で無料配布される。我々人間にとって不要となったものを包み、他者にそれらを「ゴミ」と認識させる一つの媒体である。包んだ瞬間にさっきまでゴミではなかったものがゴミと化し、貰い手が廃棄すれば不特定多数の人々の目に触れる。特定のカルチャーにとどまることなく、見る/読む以上の行為を促すことができる。(riisa totani)

    isanawada mapukeni riisa totani

  • night immigrants

    渋谷にどうして人は集まるのか。日々渋谷に集うわたしたちから滲み出た様々な記号のスタディをまとめた。渋谷に集うわたしたちから滲み出た様々な記号のスタディから、新たな想像への可能性を湛えているのかを、作品を通じて探ります。渋谷について語られることの多くに、どこかポジティブすぎるようにも感じられる。
    ​渋谷は本来、人間の業と深く結びつく、捉えがたい存在だったはずだ。加速度的に変わりゆく渋谷について表現する中でネガティブなことに目を瞑っていいのか?
    「新しい技術の発明は、新しい事故の発明である」というポール・ヴィリリオの言葉に従うとすれば、わたしたちが描く作品には、すでに“事故”が映し出されている。(Sabaay Brothers)

    LAA-MOK nico ito RYOTA DAIMON

    night immigrants

MOVIE

UMMMI.、池谷陸の2名のクリエイターが、それぞれメンバーを巻き込んで「渋谷」を題材に映像を撮り下ろしました。この2本の映像作品は、彼らが持つ渋谷のイメージを提示するというより、街にいる誰もが抱いているかもしれない感情や感覚に訴えかけることを目的にしています。「How do you feel in SHIBUYA ?(渋谷で、何を感じる)」。2本の映像は、渋谷各所のビジョンで12月下旬頃まで放映予定です。

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人、建築物、カルチャー、色々なものが混在しふと街に入れば意識が散漫してしまう街。
水面はシンメトリーに現実世界をまねてうつし日常ではどこか自分を演じる人々。
水面に映る世界は、いつもと変わらない日々に風がふき影がかかった水面に反射した光が揺れる。
確かだと思っていたものが、実際にはない事に思える瞬間がやってきても、それは次の自分に前進する為の報せ。
モノクロームの世界に色が付く瞬間。(RIKU IKEYA)

井前隆一朗 小山田米呂 芳賀陽平 RIKU IKEYA

純粋と正常のはざま、静かなる暴風

あらゆることが二つづつあったらどんなにいいだろう。仕事も二つ、家も二つ、バスタオルも二つ、太陽も二つ、政府も二つ、オリーブオイルも二つ、未来も二つ、贋作も二つ、愛も二つ。純粋と正常のはざまを行ったり来たりしながら制作した、渋谷もしくはどこにでもあるポエジーについての映像作品。(UMMMI.)

上原晴也 由莉恵 eucari Perfume TAKANOOOH UMMMI.

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【ZINE設置・MOVIE放映場所】

渋谷を中心にカフェやギャラリー、商業施設等、約100 か所で設置致します。
※ZINEは11/1(金)以降、順次設置されます。なくなり次第終了となります。設置箇所は随時更新していきます。

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